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唯とリト 第2話

「そんなの嫌っ!」
唯は突き放つ様にそう言うとリトを睨みつける
「なんで……」
「なんでじゃないわよっ!あなた最近そればかりじゃない!!」
腰に手を当てて怒る仕草、それは唯の本気を表すものでありリトの体はそれに小さくなる
「だってオレは…」
「だってじゃないの!私がそういうこと嫌いだって知ってるんでしょう?なのにどうしてあなたは……」
と、そこで昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る
「もうこんな時間だわ……と、とにかく私は嫌だから、結城くんももっとちゃんと考えて!わかった?」
唯のお説教が苦手なリトはチャイムに救われたコトに安堵の表情を浮かべると即答する
「わかったよ」
「……ならいいんだけど、それじゃあ教室に戻るわよ」
前を歩く唯の背中を見つめながらリトは一人納得のいかない顔をしている
(なんでなんだ?……唯だって本気で嫌ってるはずねーと思うんだけどなあ)
窓に映るリトの横顔はさっきまでのホッとした表情は消え、悩める一人の男の顔になっていた
そして前を歩く唯の表情は―――――

五時間目の数学の授業、唯はいつもの様に背筋を伸ばし真面目な面持ちでノートを取っていたが、頭の隅で少し別のコトを考えていた
(はぁ~ちょっと言い過ぎたかな……)
ちらりと横目でリトを盗み見るといつものめんどくさそうな顔が見える
(……ダメよダメダメ!こんなことで甘くなってちゃ)
唯は頭を振って自分の甘さを頭から追い出す。だけどどうしてもさっきのコトが気になってしまう

昼休み、二人はいつものように仲良く昼食を食べていた。とは言っても食事中はほとんど無言な唯なだけにすごく静かなランチタイムになっているのだが
その静かな時間の中、リトはいつもの様にあるお願いをしてみる
『なあ唯』
『……なに』
『その…今日とかさ学校終わってからでいんだけどその……』
『なんなの?はっきりしゃべって』
リトは喉に唾を飲み込むと汗ばむ手を握り締める
『その…唯とえ、エッチしたいなあって……ダメ?』
唯は冷たいお茶を喉に流しこむと静かにコップを地面に下ろす
『嫌よ』
簡潔でいて冷たい一言にリトは打ちのめされそうになる
『な、なんで?』
唯は短い溜め息を吐くとすっとツリあがった黒い瞳をリトに向ける
最初の方こそリトがそんなコト言うたびに色んなリアクションを取っていた唯だったのだが、いいかげん慣れてきたのかその対応は落ち着き払ったモノになっていた
『あなたこれで何十回目なの?いい加減にして!私がそんなハレンチなコト嫌いだって知ってるでしょ?』
『だってオレ達付き合って……』
『それとこれとは話が別!高校生なら高校生らしい付き合い方があるはずでしょう?結城くんも二年生になったんだからその辺のコトは理解しなくちゃ……』
お弁当を食べ終わり教室に戻る最中も唯のお説教は続く。リトも負けじと反撃するが勝てるはずもなく……

唯はそんな昼休みのやり取りを思い返すとまた小さな溜め息を吐く
なんだかんだと言ってもやっぱり気になってしまう

唯だって一人の女の子だ。好きな人とリトと色んなコトをしてみたいと思っている
思ってはいるのだが中々自分の性格がそれらを許さない
(あれからもう一ヶ月か……)
体育倉庫で初めてリトとした日から今日で一ヶ月ちょっと
その間もキスをしたり手を繋いだり一緒に帰ったりと色んなコトをしてきた二人だったが、体の関係に関してはなんの進展もなかった
それでも唯の中のリトの存在は日に日に大きくなっていく
結城くんが好き、大好き
いつも一緒にいたいし、今は一分一秒だって離れたくはない
結城くんを思うと体が熱くなるし、結城くんを見ているとずっと触れていたいと願ってしまう
一人で部屋にいる時なんてイロイロと考えちゃったりもするし……
『唯、その……今日エッチしないか?』
リトの言葉を思い返すだけで胸がトクンと高鳴る
体が自然とリトを想い熱くなる
――――だけど、だけど……
唯はそんな自分を頭から振り払うと再びリトの横顔を見つめる
(もうちょっと…雰囲気とか考えて言ってくれれば……私だって…)
唯はそんな自分の思いをのせ静かに溜め息を吐いた

学校が終わり一通りの風紀活動が終わると二人はいつもの様に一緒に帰っていた
「唯…今日はごめんな……」
まだ昼休みのコトを気にしているのかリトは小さくなったままだ
そんなリトを横目でちらりと見ると、唯はわざとまだ怒っているかの様な声を出す
「本当に反省してるの結城くん?私の言ったことちゃんとわかったの?」
「あ、当たり前だろそんなこと!もう言わねえから安心しろよ」
「え!?そ……そう」
(もう言わないからって……それってもう私とは……)
顔を曇らせ黙ってしまう唯にリトは心配そうに声をかける
「おい大丈夫かおまえ?なんか黙ってるけどオレなんか変なコト言ったか?」
「…い、言ってないわよそんなこと、気のせいだから心配しないで!わかってくれたらそれでいいんだから」
「ふ~ん……ならいいんだけど」
そう言いながらもまだ少し元気のない唯が心配になったリトは明るい声で話しかける
「それよりおまえ今日ウチに来ない?美柑がさケーキ作るって朝からはりきっててさ……そのよかったら唯もどうかなって」
唯は一瞬考え込むとリトに向き直る
「……ええ、それじゃあ甘えさせてもらうわ」

家に帰ってきた二人をララが出迎える
「おかえり~って唯も来たんだ!」
明るく喜ぶララへ唯は少し顔を引きつらせながらも応える
「ええ……おじゃまします」
「うん!じゃあ早くあがってケーキ食べようよ!!今出来たばかりなんだよ」
そう言いながらリトの腕を組んで引っぱっていくララの姿に、唯の拳はぷるぷると震えていた

台所からトレイにケーキをのせた美柑が姿を見せると三人はそのケーキに釘付けになる

グラハムクラッカーの台に濃厚でいてまろやかなチーズケーキがのり、その上にすっきりライムのムースそして最後にライムナパージュがのる
三段重ねのライムムースチーズケーキ

「今日は今までの中でも最高のデキなんだから!ちゃんと感謝しながら食べてよね」
美柑の言葉を合図にリト達はそれぞれケーキを切り分けて皿に盛っていく

「おいしー」
大喜びでケーキを食べるララの前で、唯は一人浮かない顔をしている
「ん?…どうしたんだよ唯?ケーキうまくないか?」
「そ、そんなことないわよ……ケーキはすごくおいしいんだけど…なんだかすごいなって……」
「ああ、美柑のヤツ今日すげえはりきったみたいだな。あいつの言うとおり今までで最高の…」
「違うの…そうじゃなくて!妹さんあんなに小さいのにすごいなあって思って」
前に一度強盗に襲われそうになった時、美柑の手料理のおいしさとやさしい気遣いに唯は心を打たれた。
それは自分に無いモノを持っている者への尊敬と劣等感
フォークでライムムースを切り崩している唯を見ながらリトは小さな声で呟く
「ふ~ん……おまえがあいつの何に関心してんのか知らねえけど、あいつ結構できないコトとか結構多いんだぞ。
力仕事はできないし背が小さいから電球一つ取り替えるのもオレがやってるしさ、まだ他にも色々あるけどな。
で、オレが雑用とかその辺のことをするかわりに、あいつには料理とか洗濯とかやってもらってるんだ。
つまりオレと美柑兄妹二人いないとこのウチはやっていけないってことだ」
唯は意味がわからず首を傾げる
「唯には唯のすげえトコ、おまえにしか出来ないコトたくさんあるじゃねえか。だからおまえはおまえの出来るコト一生懸命やればいいんじゃねえの?
そのかわり足りたいところはオレが支えてやるよ……つまりそういうことだろ?」
「結城くん……」
それは一番簡単でいてきっと一番難しいことだ
(だけど、だけど結城くんと私ならきっと……)
ケーキをうまく切り分けられず皿からこぼしそうになっているリトをぼーっと見つめながら唯はそう思った
「まったく……いつもそんな風に真面目に言ってくれれば私だって『いいわよ』って言えるのに」
ぼそりと呟いた唯の言葉がリトの耳に入る
「へ?なんか言ったか?」
「な、なんでもないわよっ∕∕∕∕!」
唯は聞かれたことへの照れ隠しなのか、自分の気持ちへの誤魔化しなのか皿に盛られたケーキを口に運んだ

その後散々ケーキを食べた唯は今リトの部屋に来ている
「うぅっ……ちょっと食べ過ぎたかも……」
美柑とララは台所で後片付けの真っ最中
唯は申し訳ないと思いつつも床にぺたんと座ってお腹を擦っていた
「おまえホントに大丈夫かよ?」
一応念のためにと持ってきた薬を差し出しながらリトが心配そうに声をかける
「別に誰も取りゃしねえんだからさ、あんなにガっつかなくてもいいだろ」
「誰もガっついたりなんてしてないわよっ∕∕∕∕!!」
顔を真っ赤にしながら全力で否定する唯を尻目にリトはベッドを整えていく
「まあとにかくさ、おまえちょっと横にでもなって休んでろ。オレのベッド使っていいからさ」
「え、ええ……」
唯はふらふらになりながらも立ち上がると、危ない足取りでベッドに向かおうとする
そんな唯を見かねてリトは手を差し出す。唯がすがる様にその手に掴まるとリトは腰に手を回してひょいっと体を抱きかかえた
「ちょ、ちょっとこれどういう……∕∕∕∕!!」
「なにってお姫様抱っこ」
「な、な、な、な、なに考えて……∕∕∕∕」
慌てる唯を尻目にリトは胸の中の唯を見つめる
(こいつ軽いなー)
初めて抱き上げたとはいえまさかこんなに軽いモノだとは思わなかったリトは、改めて女の子特有の体の不思議を体感する
「ま、まあたまにはいいだろ?こんな感じなのもさ」
「と、時々ならね……∕∕∕∕」
リトの胸の中で小さくなっている唯はか細い声を出すのがやっとだ
だけどその手はキュッとリトの服を握り締めていた

リトは一通りの薬の説明や飲み物のことなどを教えると、美柑達を手伝いに一人部屋を出て行った
リトが出て行ったドアを見つめながら唯は一人悪態をつく
「まったく!!あんなコトよくも……だいたいするならするでちゃんと言うべきだわ、びっくりするじゃない!」
けれど言葉とは裏腹にさっきのリトの行動にまだ胸がドキドキしている
実はさっきのリトの説明なんて唯の頭の中には入っていなかった
リトのぬくもりや手に触れただけで心がどうにかなってしまいそうになる
体のだるさもお腹の痛みもどこかに消えていった様な感覚
「結城…くん……」
――――ドクン
リトの布団に包まれていることが唯にいつもよりも大きな刺激を与える
自然と手が制服のブラウスに這わされていく
「…ン…ぁ…」
短い吐息に我に返るも熱くなり始めている自分を制御できない
「あ…ン、ダメ…ココ結城くんの…ベッドなのに…」
火照る体を丸めるように布団の中で小さくさせる
「ダメ、ダメこんなこと…ダメ…」
うわ言のように言葉を紡ぐも体は心はソレを求めて止まらない
その身を布団に擦り付けるように這わせるとギュッと抱きしめる
「結城くんの匂いがする、結城くんの……」
自慰などしたことのない唯は、ソレがなんなのかわからずただ体を布団に擦り付けていく
「…ッあ、んん…やだコレ変になる…あッ」
脚の間に挟んだ布団を上下に動かすだけでまるでリトに愛撫されてるかの様な気持ちになる
ずっとリトが抱きしめてくれている様なやさしさに包まれる
「ゃ、んッ…ンンぁ」
短い吐息をこぼし、ショーツの上から布団をさらに押し付ける
――――結城くん、結城くん、結城くん……
頭の中がリト一色になっていく感覚。体育倉庫でリトと激しく求め合った時の感覚が唯を包んでいく
「はァ…ン、んッ」
――――結城くんといたい、そばにいて欲しい、触れていたい結城くんともっと……
唯の体はビクンと震える。いつの間にか自分の手が下腹部へと伸びていた
「っは、やっ…だこんなハレンチな…こと私、んッン」
ショーツ越しに指が大事なところを刺激する度にクチュクチュと水音がなる
汗と蜜でシーツが汚れるのもかまわず唯は指を動かしていく
もう自分では止めることができない
「…ゃ…あぁ、ンン」
――――今の私を見たら結城くんなんて思うだろう……
スカートは捲れ、はだけたブラウスからは胸の谷間が出ていて、顔は快楽と興奮を求めるそれになっている
自分を冷静に分析しながらも唯は指の動きを止めることはなかった
――――だって、だって結城くんが好き、大好き、私だけの結城くん誰にも渡したくない
――――ララさんにも妹さんにも誰にも……
唯のソレは絶頂へ近づいているのか体を仰け反らせ秘所を指に押しつけようとする
ショーツを介して愛液が溢れだし指をいやらしく濡らしていく
「結城くん……私もう…ッ!!」
指の動きがより激しくなったその時
ガチャリとドアが開く音に唯はビクンと体震わす
「悪い唯、オレ薬間違えてたみたいだった。で、新しい薬持ってきたんだけど……」
ドアを開けて部屋へと入ってきたリトの体が固まる
ベッドの上の唯の姿に一瞬釘付けになった後、額から冷や汗が流れ落ちるのを感じる
唯とリト無言のまま見つめ合うことほんの数秒
「え、え~っと…………お邪魔しましたっ!!」
リトはそう告げると一目散に部屋から飛び出した

バタンっとドアを閉めた後、リトはそのドアにもたれながら冷静に自分の見たモノを脳裏に浮かべる
「あ、あれってつまりアレだ…よな?け、けど唯がそんなことするはず……」
頭の中でさっきの光景が鮮明に浮かび上がりリトの頭は沸騰しそうになる
女の子のそれもあの唯のオナニー。いつも毅然としている唯が、潔癖ともとれるほどの真面目な唯が、常識の塊である唯が
「ま、まさかそんなコト……あ、ありえねえ…」
リトは自分が見たものがなんだったのか頭を抱えてもう一度考え込む

一方唯はというと
ベッドに腰掛けたまま黙って自分の手の平を見つめていた
(見られた……結城くんに見られた私……)
羞恥のあまり目に涙が浮かんでくる
けれどそれ以上のものが唯の中にはあった
リトに自分のはしたない姿を見られたことが唯に絶望にも似た感情を植えつける
(私…私…もうダメ……きっときっと結城くんキライになるこんな私……)

どれぐらいの時間が過ぎたのか日も傾き夜になった頃
唯は伏せていた顔を上げるとドアを見つめ声をだす、いつもとは違うか細い声
「結城くん……いるの?」
ドアの向こうの物音に内心ビクビクしながらも唯は気丈に振舞う
「入ってきて」
言われるままに入ってきたリトはベッドの上の唯を見て息を呑む
いつもの顔とはほど遠い弱々しく目は泣き出しそうになっていた
「み、見たわよね?私のしてたコト……」
「ああ……」
バツが悪そうにそっぽを向くリトの態度に空気がさらに重くなっていく
「そ、それで私のこと……け、軽蔑した…でしょ?」
自分で自分の言葉にキズついたのか唯の頬に涙が伝い落ちる
「あんなことする私なんて……結城くんきっと嫌いに……」
嫌い、嫌い、嫌い
頭の中でグルグルと回り続けるその言葉に唯の涙は止まらなくなる
「ちょ、ちょっと待てよ唯……」
リトは慌てて唯のそばに駆け寄る
「おまえなに言ってんだよ?」
「だって、だって……私……いつも、いつも結城くんがハレンチなことしようって言っても怒ってばかり…で
それ…なのにわた…私、私はあんなこと……」
泣き崩れる唯の頭に手をのせると溜め息を吐きながらやさしく撫でていく
「ゆ、結城……くん?」
「はぁ~…おまえなーそんなコトでオレが唯のことを嫌いになるわけないだろ!」
「えっ!?」
その反応にリトはいよいよ大きな溜め息を吐くと、唯と目線が合うように膝を屈める
「一人でするコトの一つや二つなんだよ。おまえは気にしすぎだバカ!」
「ば、バカとはなによ!!私は本当に……」
「そんなコトで悩んでるくせになに言ってんだよ?だいたいなーオナニーぐらいみんなやてることだぞ、
その……オレだってやって…るしな∕∕∕∕」
「えっ!?」
唯は言われたことの意味がわからず頭の中で整理をしていく
(そういえば以前ララさんとお風呂に入った時そんなことを……)
「……その、唯のこと考えてるとさ……そのムラムラくるっていうかさ……∕∕∕∕」
「私と同じ……だ、だけどララさんが結城くんはハレンチな本とか見てるって……」
「なっ!?ララのヤツ……」
引きつる顔をなんとか元に戻すとリトは唯に向き直る

「まあ見てたよ昔は……けどおまえに会ってから一度もそんなの見てないよ」
「え……」
「そのオレにはおまえがいるから……他のヤツなんて目に入らねーからさ」
「結城くん……」
「だからおまえも気にすんな!オレは全然気にしてねえから。むしろおまえのあんな格好が見れてうれしいぐらいだし」
歯を見せて笑うリトへ唯はムッとした顔を向ける
「わ、私が一人で落ち込んでるっていうのにそんなことを考えて……」
「だって唯すげえやらしかったんだもんなァ、また見せてくれねえかなー?」
「あ、あなたって人は……結城くんちょっとそこに正座しなさいっ!」
くすくす笑うリトへ唯の眉はつり上がっていく
その態度を注意しようと振り上げた腕を下ろす前に、リトの両手が唯の頬を左右から挟む
「ちょっ、ちょっと!?」
「言ったろおまえはちょっとガンバリすぎだから、もっとオレに甘えてもいいんだって」
「う、うん…だけど私…」
「あのなー……美柑だって今だに鍋を焦がすし味付けの失敗もする、ララだって普段明るいけど落ち込んだりもしてるんだぞ。
だからおまえもちょっと肩の力を抜け!それにあんなコトでオレがおまえのこと嫌いになると本気で思ってるのか?」
その言葉が胸に来るのか唯の体は小さく震える
「思い……たくなんかない!思って欲しくない!!」
「オレもおまえを嫌いだなんてウソでも言いたくねえよ!だからもう心配するな」
「…うん、うん……ありがとう…ありがとう結城くん……」
胸のつかえが取れたのかリトの胸で声を出して泣きじゃくる唯をリトはギュッと抱きしめた
――――離したくない、離れてほしくない、ずっと一緒にいたい
それぞれの思いを込めて二人は強く強くその体を抱きしめた

しばらくそうしていた二人はどちらからともなくお互いの体を離す
見つめあう互いの顔
リトは笑顔を浮かべ、唯は赤く腫らした目でじっとリトを見つめる
「もう大丈夫だな?」
その言葉に力強く頷く唯に安心したのかリトは唯の手を取る
「よし!それじゃあまずその泣き顔をなんとかしないとな。下にいって顔でも洗ってこいよ。スッキリするぜ」
唯はそう言って立ち上がりかけたリトの手を掴んで引き止める
「お、おい唯?」
「いかないで!私のそばにいて……お願い」
「そりゃそばにはいるけどさ……目腫れてるから顔洗ったほうが…」
「いいの!今は結城くんとこうしていたい」
唯は両手でリトの手を包み込むとキュッと握り締める
リトはそんな唯の目を見つめる。じっとこっちを見つめ返す唯の目には、リトへのある思いが宿っていた
「唯……?」
「結城くん」
唯は体を小さく揺らすとリトの手を自分の胸へと軽く当てる
「……しよ」
顔を赤らめながらそう呟く唯。それはきっと唯なりの精一杯の意思表示
リトは唯の肩に手をのせると顔を近づけていく
間近で見える唯の口は震えていて緊張でいっぱいだった
リトはそんな唯の唇へ軽くキスをすると真剣な顔を向ける
「無理しなくてもいいんだぞ?」
「大丈夫…大丈夫だから!私結城くんがほしいの」
唯はリトの首に腕をまわすとその唇を求めるように自分のを重ねていく

最初こそ口を当てるだけだった軽いキスは、やがて互いの唇を求め合うように吸い付き、
舌を絡める様になっていく
「結ひくん…ン、結城くん…」
何度も名前を呼ぶ唯へリトは唾液を送り込む。体育倉庫では嫌悪感をにじませた唯だったが入ってきた唾液を舌で絡め取ると自ら喉に流し込んでいく
それは唯なりのえっちへの不器用でいて前向きな姿勢なのか、それにリトはうれしさと可笑しさで笑い出してしまう
その様子に気づいた唯は口から舌を離すとムッとリトを睨みつける
「なにが可笑しいのよ?」
「可笑しくはないんだけど…唯はカワイイなって思ってさ」
「な、なによこんな時に冗談はやめてっ∕∕∕∕」
リトは唯の肩を掴むとベッドに押し倒す
「キャ…ゆ、結城くん!?」
「……冗談なんかじゃねえよ!唯はホントにカワイイよ」
体の上に馬乗りになりながらじっと目を見つめてくるリトに、唯の顔が真っ赤に染まる
「あ、ありがとう……」
褒められることに慣れていない唯は顔を背けてしまう
「それじゃあいいんだよな?」
制服のブラウスに手をかけながらリトは唯へ最後の確認をする
「う、うんいいわよ……結城くんの好きにして……」
(オ、オレの好きに……ってマジかよ!?)
リトは声に出さずに唾を飲み込んで自分を落ち着かせる
唯にとってはそんなつもりで言ったわけではないのだが、今のリトにはそれがわかるほどの冷静さはなかった
さっきのキスで完全にスイッチがオンになってしまっていたのだ
興奮で震える指をなんとか動かし、ブラウスのボタンを一つ一つ外していく
白いブラウスの下のさらに白い唯の肢体。少し大きめの手の平サイズの胸を包む様に守っている白いブラジャーに、リトの視線はますます釘付けになる
「……あんまりジロジロ見ないでほしいんだけど…」
「ご、ごめん」
唯の一言で我に返ったリトはあることに気づく
(そういえばなんか今日の下着って……)
一度しか見たことのない唯の下着だったが、以前とは少し感じの違うモノになっていることに気づく
「へ~唯ってこんなカワイイのも持ってるんだ」
何気なく発したリトの一言に唯の心臓はドクンと高鳴る
「な、な、なにを言って……」
「いやその…この前見た時と違って、今日のはカワイイ系のやつだなって思ってさ」
その言葉に唯はなにも言えなくなってしまう

服の整理をしていた時、唯はふと自分の持っている下着のデザインがシンプルなモノしかないことに気づく
『結城くんもやっぱりカワイイのとかが好きなのかな……』
そう思った唯は一人ランジェリーショップに行き、ああだこうだと思案に思案を重ね何枚か新しいモノを買ったのだ
もちろんリトにはなにも言っていないし、そういうのを着けていることも内緒だった
それだけにさっきのリトの言葉は唯を本当にびっくりさせるものだったし、またうれしいものだった

「むちゃくちゃカワイイじゃん!オレ好きだぜこういうレースとかリボンがついてるの」
「あ、ありがとう」
そう言って顔を赤らめてハニカム唯の表情にリトの胸は跳ね上がる

(カワイイ…)
その顔をもっと見たくて、その顔を独り占めしたくて
リトは興奮する自分を抑えることができなくなり、本能のまま手を這わしていく
「ン…ッ!」
ブラの上から胸を鷲づかみされた唯の吐息が漏れる
「唯……唯…すげえ…カワイイ…」
「結城くん?ちょっと…待っ……」
唯のお腹の上で馬乗りになったリトは、両手をつかい左右の胸を揉みしだく
手の中で上下左右さまざな形に変わる乳房。やわらかさと弾力がリトをますます夢中にさせていく
「…ゃ…あァ…ん」
一人鼻息を荒くさせるリトをおかしいと思いつつも、与えられる刺激から逃れられなくなる
もっとして欲しい、もっと触れて欲しいと思う肉欲に抗えなくなっていく
「なあ唯、これ外してもいいよな?」
ブラを指差しお願いをするリトに唯は顔を背ける
「そんなこといちいち聞かないでっ!!」
「ご、ごめん……」
その剣幕に押されながらも素直にホックに手をかけるリトに唯の心臓はどんどん高鳴る
一つ目のホックが外れると、唯の口から漏れる吐息は官能的なモノを帯びてくる
期待と興奮が唯の体を包んでいき、知らず知らずのうちにじんじんと熱くなっている下腹部へ自然と太ももが擦り合わされていく
ホックが全部外れ露になる胸
白いやわかそうな乳房が唯の体に合わせぷるぷると震え、その上の桜色の先端は硬く赤くなっている
けれどそれ以上にリトの目を惹きつけるのが唯の表情だった
じっとリトを見つめるその黒い瞳は興奮で濡れ
赤くなっている頬に、薄く開いた口からは熱い吐息が聞こえてくる
艶美でいて官能的な顔をするいつもとは違う唯
―――――結城くんの好きにして……
先ほどの唯の言葉を思い出してリトは唾を飲み込む
そんな自分の様子をじっと見つめてくる唯に視線を戻すと、頬にかかる黒髪をやさしく払いリトはその上に手を這わせる
口元に指を運ぶと、唇を薄く開かせ歯と歯の間から人差し指を入れる
すぐに熱い舌がリトを出迎え指を包んでいく
「唯、指しゃぶって」
リトの要求に少し眉根を寄せる唯だったが素直に舌を動かしていく
キスの要領で舌を這わせ唾液を絡ませる
「んッ、ちゅぱ…う…んん……ちゅる…」
不器用だけど一生懸命な唯にリトは興奮を隠せない。中指も口内へ入れると二本の指を中で掻き回していく
顎を唾液まみれにさせながら必死にしゃぶりつく唯にリトの息も熱いモノへと変わる
「唯…すげえエロイ……」
「やめてよ…しょんなコト言ふのは、ンッ結ひくんがやれって言ふから私……」
リトは唯の口から指を引き抜くと、唾液で濡れた唯の口元に舌を這わせる
「やっ、あァ…ん、くすぐっ…たい…」
口元を舐め取ると、リトの舌は頬を伝い耳元へと這わされていく
ビクンと体を震わせる唯の耳たぶへリトは熱い息を吹きかける
「ごめんな唯。けどオレエロイことしてくれる唯も好きだよ」
耳元で囁かれるリトの甘い言葉に唯の顔は真っ赤に染まる
「な、な、なに言ってるのよ!そんなコト言われても私……ひゃっ!?」
リトは唯が言い終わらない内にその耳たぶを甘く噛みしめた

少し歯形のついた耳たぶに唇を当てると音をたてながら吸い付いていく
「やっ、あァ…ンん」
くすぐったさで身をよじる唯の髪がリトの顔にかかる
ほのかに流れるいい匂い
それは香水などいっさいつけない唯自身の自然な匂い
「唯の匂いがする」
さらさらと手の平から流れ落ちていく艶やかな黒髪を肌で感じながら
胸に満ちていくその匂いにリトはくらくらしそうになってしまう

風紀の乱れにつながるからと、服装や身の回りの物に特に気を使っていた唯にとって、香水等といった物は許されるものではなかった
それでも一緒にいるリトに恥をかかせまい、そう思った唯はこれも必要なコトだと自分に言い聞かせながら、
何度かそういう店に足を運んだこともあったりした
けれどどうしても自分の中で譲れないモノがあった唯は、悪いと思いながらリトへの思いとそれを天秤にかけた
商品を棚に戻すとき店を出るときもずっと迷っていた唯にとって、今のリトの様子は胸にくるものがあった

(やっぱり私は間違ってなかった!結城くんが望んでいるのは自然な私)
リトに褒められたことへのうれしさが唯の中で爆発し、それが普段以上の積極性を出させる
「結城くん」
唯はリトの首に腕を回すとギュッと抱き寄せる
「耳ばかりじゃ嫌……もっとイロイロしてほしい……」
「い、イロイロって…?」
唯は顔を赤らめながら身をよじると、脚をリトの腰に絡めてくる
「ゆ、唯∕∕∕∕!!」
「結城くん、お願い……」
なにをお願いなのか濡れた瞳でそう呟く唯を前にリトが冷静でいられるはずもなく
両手で左右の胸を掴むとそのやわらかさを堪能するかの様に揉みしだいていく
「あッ…んっン」
リトの少し強い揉み方に痛みを覚えるも今の唯にとってはそれすらも心地いいモノになる
上下左右形のかわる胸にリトは口を近づけると、すでに充血して赤くなった乳首へと舌を這わせる
「んッ、あァ…」
ピクンと反応する唯を上目遣いで見ながらリトは唇をつかって吸い付く
乳輪を刺激され、乳首を舌で絡められて唯の吐息にも熱がこもる
「はァん…結城、くん…アァ…」
「唯のおっぱいすげえおいしい…」
「もうっ、変なコト言わないでって言ってるンン…あッ、くぅ…」
それでも唯はおいしそうに自分の胸を吸っているリトを見ながら思う
(そういえば結城くん……体育倉庫でも赤ちゃんみたいにいっぱい吸ってたわね…)
自分の胸に性的興奮があるはずもない唯にとって今のリトは新鮮に映った
それは気持ちよさとは違う喜びであり、唯の顔をほころばせるものだった
(結城くんカワイイ)
母性本能をくすぐるリトに、唯は愛しむ様に頭を撫でていく

胸から口を離したリトは何故かくすくすと笑っている唯を不思議そうな目で見つめる
「どうしたんだよ?」
「結城くんがカワイイなって思っただけ」
「な、なんだよそれ!?」
リトは照れなのか顔を背けると少しムッとした表情になる。年頃の男が付き合ってるとはいえ女の子からカワイイだのと言われるのはある意味侮辱に近いもの
それは変なところでプライドの高いリトを刺激させるのは十分すぎた
「結城くん?」
ずっとそっぽを向き続けるリトに唯は少し不安を覚える
「私なにか……」
リトは体を起こそうとする唯の太ももを掴むとぐいっと股を開かせる
「ちょっとなにするのよ!?」
「なにって……こうしないと唯の中に入れられないだろ?」
「な、中って……∕∕∕∕」
一度経験した唯にとってはそれだけでリトがなにをしたいのか理解するのは十分だった
そんな耳まで真っ赤する唯を見つめるとリトは意地悪く笑いかける
「へ~唯もエロくなったよな……前までは全然だったのに」
そう言いながらショーツの上から唯の秘所を指でなぞっていくリト
唯は体をくねらせながらもリトの手を払いのけようと脚をバタつかせる
「ちょっとやめっ…やめなさい結城くん!こんなコト……」
「ふ~んじゃあもうやめるんだ……エッチ」
「え?」
ピタリと脚の動きを止める唯にリトはさらに意地悪く口を歪める
「どうするんだよ唯?」
「どう……するって…そんなこと……∕∕∕∕」
唯の反応を見ればどうしたいかは一目瞭然だったが、リトはあえて口には出さず唯の返事を待つ
(どうするって……そんなこと言えるワケないじゃない…)
唯の中でこの一ヶ月の思いが溢れる
リトを思っては悶々と過ごす一人の時間、キスをされ抱きしめられる度に熱くなってしまう体。リトの体を意識してしまいそれにドキドキとなる胸
――――本当は結城くんに触れたいし、ハレンチなことだってしたい
けれど唯の性格がそのことを許さなかった
そして今日、初めてした自慰から今この瞬間まで唯の下腹部は自分でもわかるほどに濡れている。リトに触られるために、リトを受け入れるために
なにより唯自身がリトを求めて止まなかった
だから唯は自分の気持ちを素直に言葉へと換えていく
自分にウソをリトにウソをつきたくはなかったから
「私……結城くんと離れたくないの…そばにいて欲しいの。だから……だから…
私結城くんとしたい…」
震える口でそう言いながらも唯はじっとリトを見つめていた
言葉以上のモノが宿ったソレは、リトの心の奥深くまで届く
「唯……」
「だからお願い……ってもうっそんなに私をイジメないでよ!」
「わ、悪い、悪かったって!だからそんなに睨むなよ」
ふいっと顔を背ける唯のご機嫌をとろうとリトは再びショーツの上から指を這わしていく

「…ッン、うぅ…」
リトが指を動かすたびに唯の秘所はくちゅくちゅと音をたてる
もうすでにそこは、十分なほどに準備ができていた
「ゆ、結城くんあッ…ン」
指を上下に這わせるだけでショーツの染みは広がっていきリトの本能を煽る
「唯のココ、もうぐちょぐちょじゃん」
「言わないンっ、でよ…そんなこと…あッん」
ショーツの下から溢れる蜜が牝の匂いへと変わり部屋に満ちていく
「はぁ…ん、んッ」
もじもじと太ももを擦り合わせる唯へリトはさらに手を動かしていく
「脱がすぞコレ」
唯が首を振るとリトはするするとショーツを脱がしていく
薄暗い体育倉庫とは違う明るい部屋で見る唯の秘所
指でヒダを広げるとピンク色の肉壁が覗き膣内からとろりと愛液がこぼれてくる
「唯のココすごいキレイだ……」
「い、言わないでよそんなこと∕∕∕∕」
顔を赤くする唯を尻目にリトは秘所へと口を近づける
近づいてくる熱く断続的な吐息に唯の下腹部はピクピクと反応を見せる
「やだっ…結城くんちょっと……」
リトがなにをしようとしているのか気づいた唯は抗議の声をあげる
その声を無視するかのように入り口に触れると、舌でヒダを押し広げながら中へ入ろうとする
「あッんん…ダメ、なのに……そんなところ…あッ…」
熱いざらついた感触に体をくねらせる唯
「んッ、ああっ…んんッ……ダ、メ…」
「唯の汁すげえおいしい……」
奥から溢れてくる愛液を舌ですくうとリトは口の中に入れていく
じゅるじゅると卑猥な音をたて続けるリトをなんとかしようと体に力を入れるが、気持ちよさが勝る今の状況ではそれもできない
「結城くん…音、たてないでよあッン…恥ずかしい…こんなこと…」
「こんなことっていうのは今してるハレンチなこと?」
リトはそう言うと舌を奥まで入れ膣内を掻き回していく
「あッ!んんッ……」
溢れてくる愛液を指で絡めるとその指で肉皮を剥いていく
赤く充血したクリトリスに愛液を塗ると指と指の間で擦りながら軽く摘み上げる
「んんッ、はあ…そこは、ダメぇ……ンぁ…」
舌で中を掻き回され、指でクリトリスを弄られる快感に唯は体を震わせてそれに応える
「…ぃ…やぁ、んッ…おかしく…アソコが変になるっ」
リトは唯の腰を掴むとぐいっと引き寄せいっきに膣内を吸い上げる
「あッあぁ……んッん、ダ…メぇ結城くんっ……ああッ…」
唯はガクガクと下腹部を震わせると、次の瞬間体の力が抜けたようにぐったりとなる
「はぁ…はァ、んっ……はぁ…はぁ…」
「おまえがイくとこすごい可愛かった」
「ば、バカなこと言わないでよ……∕∕∕∕」
リトはそんな唯の頬にキスをするとズボンを脱ぎ去り勃起した肉棒を出す
まだ小さく痙攣を繰り返す唯の脚を持ち上げると広げさせ
さっき以上に濡れた割れ目に自分のモノを当てるとリトは唯に告げる
「それじゃあ入れるぞ」
「……うん」
唯は目を閉じてリトを待つ

くちゅっと音をたてて入ってくる熱い肉質に、唯の形のいい眉毛が歪む
どんなにリトが好きでソレを望んでいても、唯にとってはまだまだ不安や抵抗も大きい
「ン…くぅ」
体を強張らせる唯の気持ちを落ち着かせようとリトは声をかける
「大丈夫か唯?」
「え、ええだから…このまま、お願い結城くんっ…」
唯はリトの首に腕に回して抱き寄せる。と、それに導かれる様にリトのモノも中へ中へと入っていく
「あァ…ン、っん」
二回目ということもあり、まだ半分しか挿入できていないのに唯の膣内はギュウギュウとリトを締め付ける
「ゆ、唯…もうちょっと力抜いてくれねえかな?じゃなきゃオレ…」
自分自身でいっぱいいっぱいな唯は、リトの言っている意味もわからずますますリトを抱き寄せる
「結城くん……」
「ちょ、ちょっと待てって!おまえ……や、ヤバっ…」
リトが唯から離れようと腕に力をいれるが、時すでに遅し
勢いよく飛び出した欲望は、唯の膣内を白く染め上げる
「ア…熱い……体の中になにか……ッ!?ゆ、結城くんあなたもしかして!?」
唯の言葉にビクンと体が震えるが止めることができない。射精の快感に逆らえない
「ちょ、ちょっとダメ!中はダメっ!赤ちゃんが……」
リトは欲望を出し切ると唯の上にぐったりとなる
「ごめん……唯」
「……もう…」
唯の胸の中で荒い息を整えると、リトはその身を起こして唯を見つめる
「オレまだ唯としたいんだけどダメ?」
「……ダメって言ってもどうせ聞かないんでしょ?」
唯とリトはまだ繋がったままの状態、しかもリトの肉棒は唯の中で再び大きさを取り戻していた
「うん…ってかもう我慢できねえよ」
唯の返事も待たずにリトは腰を動かしていく
「あっン…もうっ後でお説教だからっン……覚えていな、さいよ」
その言葉に顔が引きつるが今は目の前の快楽だ。なにより唯を独り占めしているという悦びがリトを突き動かす
途中で止まっていた肉棒がズブズブと奥へ奥へと入っていく
「ん、あァ…結城、くん…アア」
先ほどとは違って滑りが良くなったとはいえ、まだまだきつい膣内は唯自身も苦しめる
「い、痛ッ…んん…あッ!!」
「唯、平気か?」
「だい、大丈夫だからこのまま続けて……」
か細い声に胸が締め付けられるもリトは腰を静かに打ち付けていく
ゆっくりと入ってくる感触に唯は自分の下腹部がゾワリと波打つのを感じる
(入ってくる結城くんのが……私の中に…また、またあの時と同じ様に……)
唯の頭の中に体育倉庫で乱れた自分が甦る
「…ゆ、結城…くん私……」
そう言いながら唯はリトを見つめる
「結城くんの好きにして…結城くんのしたいように……私は大丈夫だから、ね?」
熱のこもった声に濡れた瞳でそう言われてはリトも頷くしかない
リトは唯の腰を掴むといっきに奥へと挿入する

腰を打ち付ける度に下になっている唯は喘ぎを漏らす。その顔は少しずつ淫靡さが増していきリトの動きに激しさを与える
「あ、んッアァ……ッん」
突かれる度に揺れる胸を両手で揉みながらリトは口を近づけていく
「唯、舌出して」
「……ん」
小さな舌が外に現れるとリトは自分の舌を絡めながら、唯の唇を吸っていく
「んッ…あァ、ンちゅる……んっン…」
口に胸、膣と全身をリトに愛されている感覚に唯の頭はぼーっとなっていく
(うれしい……私こんなに結城くんに求められて…やっぱり、やっぱりウソなんかじゃなかった……)
『オレがおまえのこと嫌いになると本気で思ってるのか?』
胸の中にリトの言葉が溢れ、唯はリトに抱きつくとその体をギュッと強くと強く抱きしめる
「結城くん、結城くん……」
「唯…?」
リトは一瞬戸惑いの表情を浮かべるも、唯の細い腰に腕を回すと体を起こす
「え…ええ!?ちょ、ちょっと?」
リトの腰の上に座った状態の唯は事態が飲み込めず慌ててしまう
「大丈夫だって!ちょっと体位を変えただけだからさ」
「う……うん…」
少しずつ落ち着きを取り戻すと、唯は改めて間近にあるリトの顔を見つめる
さっきまでとは違う形で正面にあるリトの顔が少し新鮮に映る
「それじゃあ動くな」
リトはそう言うと唯のお尻を掴んで腰を動かしていく
ぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてる結合部に顔を赤くしながら、唯は体に走る電気の様な波にビクンビクンと反応する
下からの突き上げというこれまでにない感覚に体がそれを自然と求めようとする
「あ、ンア……ッすご、奥に…奥になにか当たって……ンッ」
「奥に当たってるんだ……じゃあもっと動いて欲しい?気持ちよくなりたい?」
唯はリトの胸の中で首を動かす
「それじゃあわからないよ。ちゃんとオレの目を見て言わないと」
「……ゆ、結城くんのがもっと欲しい…もっと……だから、お願いイジワルしないで」
泣き出しそうなほど顔を赤くさせる唯の唇へ貪るように吸いつくと、
リトは唾液の糸を引かせながら今度はぷるぷると震える胸へと舌を絡ませる
「…ゃ…あァ、んッ激しすぎ…」
「おまえが望んだことだろ?」
乳首をしゃぶりなが問いかけてくるリトに唯はなにも言えなくなってしまう
リトに身を任せ、快楽に心を支配されている今の自分には何も言う資格がないのかもしれない
今もリトの頭を両手を使って自分の胸に押し付けてしまっている
ハレンチだと思いながらも必死に快楽を求めている自分を、リトはどう思っているのか
「唯すっげーカワイイ、声も仕草も反応も……みんなみんなオレだけの唯」
「うん、うん!私は結城くんだけのモノだから……結城くんだけの…」
唯の中の不安はリトの言葉によって消されていく
『オレだけの唯』
そう言ってくれるリトの気持ちも言葉も本当にうれしい
唯は自分の中の気持ちを表すようにリトをギュッと抱きしめる

リトはそんな唯の気持ちもわからずに込み上げてくる射精感と戦っていた
さっき一度出したとはいえそろそろ限界も近い。唯にそれを言おうと顔を向けるが、唯はさっきからギュッと抱きついて離れようとはしない
(カワイイ……)
そしてその唯の仕草が皮肉なコトにリトの脳髄を刺激させる
(や、ヤバイ……そろそろなんとかしねえと…)
「あ、あのさ唯そろそろ……」
リトは唯の肩を掴んで離そうとする。するとそれに唯はリトの首に抱きついてますます離れないようにする
「ちょ、ちょ、ちょっと唯…オレマジで……」
耳に直接当たる唯の喘ぎ声と熱い吐息が、胸に押し付けられるやわらかい胸の肉感が、
さらにギューっと締め付ける膣内がリトの理性を根こそぎ奪い取ってしまう
「ご、ごめん唯っ!!オレもう……」
「え?」
リトの異変に気づいた唯が体を離すもすでに遅かった……

荒い息を吐きながら膣から引き抜いた肉棒からは、絶え間なく白濁した欲望が吐き出されれ、唯のお腹のまわりを白くさせる
そしてそれ以上の量と濃さのモノがどろりと膣内から溢れる様子に、リトの背中に冷や汗が落ちていく
「あ、あのさこれはその……不可抗力というかその……」
「……」
唯は黙ってこぼれる精液をティッシュで拭き取っていく
「そ、そんなことはオレがするから…」
リトは慌てて唯の手からティッシュを奪うと汚れを拭いていく
その間もずっとなにも話さない唯にリトの心は凍える
「い、一応終わったけど……」
ビクビクとするリトへ唯は視線を向ける。その目は冷え切ったいつも以上にきつい目だった
「……結城くん、私言ったわよね。中に出しちゃダメって」
「う、うん」
唯は子宮のあたりを手で擦る
「確かに私達は避妊なんてしてなかったけど、それでも気をつけるのがマナーでしょ?」
「うん…」
「とくに結城くんは男子なんだし、そういうことはちゃんとリードしなくちゃいけないと思うわ!
なにより男子であるあなたが一番気をつけなきゃダメじゃない!!」
唯はリトにビシッと指を指しながら声を荒げる
「結城くんちゃんと反省してっ!!」
「ごめん……」
うな垂れるリトに唯の声が容赦なく突き刺さる
「だいたいちゃんとわかってるの?女の子の中に男の子のその……そのせ、精…精……」
「唯?」
「と、とにかく今度からは気をつけて⁄⁄⁄⁄」
「えっ?今度って……よかったオレまた唯とできるんだ」
思わず浮かれて顔をにやけさせるリトへ唯の厳しい声が飛ぶ
「調子にのらないで!だいたい今日のコトだってこれでもし赤ちゃんができたら……」
「そのことなんだけどさ……心配すんなよ」
リトのいつもとは違う少し真剣な声に唯は固まってしまう

(な、なんなの?そんな急に真剣な声出して……)
リトは一呼吸置くと今度は唯をじっと見つめる。その目に本気の思いを宿して
「ゆ、結城くん?ちょっとどうしたのよそんな顔…」
「オレ…オレさ、もし唯に赤ちゃんが出来たら…ってそうじゃないよなそれじゃダメだ。
……オレおまえと離れたくない!ずっと一緒にいたい!だから……」
「……」
「赤ちゃんが出来ても出来なくてもオレが唯を幸せにするから……オレと…」
リトのいつにない熱のこもった思いに唯は釘付けになる
じっと見つめる唯の目にさっきまでの冷たさはなく、今はただリトの言葉を気持ちを聞き漏らしまいと耳を傾ける
「オレとなんなの?」
「オレと……」
ドクン、ドクンとリトの胸から鼓動が聞こえる様な気がする
それは自分も同じだから。胸に手を置かなくてもわかる高鳴る胸と気持ち
言いたい言葉、聞きたい言葉が口に出さなくても伝わる不思議な感覚
気持ちがどんどん重なっていく―――――
だけどそれでも聞きたい、ちゃんと言葉で伝えてほしいから
「唯、オレと一緒に……」
「うん……」
リトが次の言葉を言おうとしたその瞬間…………

ガチャリとドアが開く
「二人ともいつまで部屋にいるのーご飯できたから早く…………」
ほとんど全裸に近い状態で見詰め合っていた二人がその声に固まる
美柑はその光景に一瞬体を硬直させるとくるりと背を向けドアを閉める
「お邪魔しました…」
「あ!おい美柑っ!!」
静止の声も聞かず階段を下りていく妹へリトの情けない声がこぼれる
「ああ…また変な弱みを……」
その後ろでいろんなコトで顔を赤くしている唯は、体を隠すのも忘れてぼーっと床に座り込んでいた

制服のリボンを結んでいる唯の後姿を見ながら、リトは聞こえないように溜め息を吐く
(つ、疲れた……今日は一日いろんなコトがありすぎてオレもうダメかも)
などとぼやいているリトの前にいつの間にか制服をきちんと着込んだ唯が立っている
「なにしてるのよ?」
「ああ、いや別に…」
慌てて愛想笑いを浮かべるリトへ少し不振な目を向けるも、唯は長くキレイな髪をなびかせてくるりと背中を向ける
「唯?」
「一週間に一度ならいいわ」
「え?」
「その…きょ、今日みたいなハレンチなコトをしてもいい日⁄⁄⁄」
リトは少し驚いた顔をすると、素直にうれしさを顔に出す
本当は毎日したいと思っていることだがそれは口には出さなかった。きっと唯は自分なりに思案に思案を重ね、
限界以上に妥協して自分自身に言い聞かせたのだろうから
なによりその唯の気持ちがリトにはうれしかった
「ありがとう唯」
唯を後ろから抱きしめる腕にも自然と熱がこもる
「うん……⁄⁄⁄」
リトの腕の中で唯は思う
本当はもっと聞きたいこと、話したいことはたくさんある
さっきのことだって続きが聞きたい結城くんの口からちゃんと
だけど、だけど――――
今はこれでいい
今はこのぬくもりに包まれていたい
唯はリトの腕をキュッと掴むと顔をほころばさせる
焦らなくても私達なら大丈夫
そう信じる、そう信じている、そう信じていられるから

唯はリトの手を握り締めると下で待っているであろう美柑達の下へ向かった

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